初日に入れるアプリは何個?初心者向けアンチスパイフォン「最小セット」

初日に入れるアプリは何個?初心者向けアンチスパイフォン「最小セット」

アンチスパイフォンへ乗り換えると、最初に迷うのがアプリ選びです。

「Spotifyは使える?」「地図は何を入れる?」「WhatsAppやLINEの代わりは必要?」と心配になると、つい大量のアプリを入れたくなります。

しかし、初日からスマートフォンを満員電車にする必要はありません。

この記事では、最初に入れるアプリを連絡・地図・パスワード管理・2段階認証・バックアップ・写真・ブラウザの7分野に分け、初心者向けの最小セットを紹介します。


最初に結論

  • 初日に追加するアプリは3〜5個程度で済む人もいます
  • 上限の目安は4〜7個です
  • 今までのアプリを使い続けても失敗ではありません
  • 利用頻度が低いサービスは、まずWeb版を試せます
  • 一週間かけて、足りないものだけを追加します

大切なのはアプリの数ではありません。「今日使えないと困るか」を基準に選びましょう。


アプリ選びには3つの方法がある

すべてをプライバシー重視のアプリへ一気に変更する必要はありません。各分野で、今までのアプリを使う、代替アプリへ替える、Web版で済ませる、の3つから選べます。

分野 今までのアプリを使う 代替アプリへ替える Web版で済ませる
連絡 LINEやWhatsAppを継続 Signalなどへ少しずつ移行 Web版を単独利用できるサービスのみ
地図 使い慣れた地図を継続 Organic Mapsなどを試す ブラウザで地図を見る
パスワード管理 Bitwardenや1Passwordなどを継続 KeePassDXなどを検討 緊急時の確認用に限定
2段階認証 現在の認証アプリを移行 AegisやEnte Authなどを検討 基本的にはおすすめしない
バックアップ 現在のクラウドを継続 暗号化クラウドやローカル保存へ変更 必要なファイルだけ手動保存
写真 現在の写真サービスを継続 ローカル保存や暗号化対応サービスを利用 閲覧や共有だけなら利用可能
ブラウザ 必要なら使い慣れたものを追加 標準ブラウザを使う ブラウザ自体なので該当なし

「今までのアプリを使う」は失敗ではありません。生活を止めないことも、立派な安全対策です。


連絡アプリは、無理に全員を引っ越させない

LINEやWhatsAppを使っている家族や取引先へ、今日から全員Signalにしてくださいとお願いしても、なかなか進みません。連絡相手まで一斉に引っ越してくれるとは限らないからです。

最初は、今までの連絡アプリを必要な範囲で使い続けてもかまいません。そのうえで、家族や親しい相手との連絡からSignalなどへ少しずつ移行できます。

アプリを入れたら、通知、通話、写真の送受信を実際に試しましょう。入れただけで安心し、翌朝になって通知が届いていなかったら、スマートフォンより先に人間関係が圏外になります。

Signal公式サイト


地図は「便利さ」と「渡す情報」で選ぶ

使い慣れた地図アプリが必要なら、最初はそのまま使う方法があります。位置情報の権限は、常時許可ではなく「使用中のみ」で足りるか確認しましょう。

プライバシーを重視した代替には、オフライン地図へ対応するOrganic Mapsなどがあります。ただし、店舗情報、口コミ、公共交通機関、渋滞情報などは、普段の地図アプリと同じとは限りません。

旅行や運転で地図が欠かせない方は、出発当日に初めて試すのではなく、近所で一度使っておきましょう。

Organic Maps公式サイト


パスワード管理は、引っ越しを急がない

パスワード管理アプリを変更するときは、保存情報の移行が必要です。現在Bitwardenや1Passwordなどを利用しているなら、まず同じサービスを継続する方法があります。

新しい環境に慣れてから、必要に応じて別の管理方法を検討しましょう。

初心者の方は、スマートフォンで自動入力でき、別の端末からも復旧できる方法を選ぶと安心です。

Bitwardenのモバイルアプリ案内


2段階認証は、機種変更前の準備が大切

2段階認証アプリは、ログイン時に6桁程度の確認コードを表示するアプリです。

移行せずに古いスマートフォンを初期化すると、サービスへログインできなくなる場合があります。

利用中の認証アプリに移行・バックアップ機能があるか確認し、各サービスのバックアップコードも別の安全な場所へ保管してください。

最初からすべてを移すのが不安なら、旧端末をしばらく手元に残し、重要なサービスから順番に移行しましょう。

Aegis公式サイト Ente Auth公式サイト


バックアップと写真は分けて考える

写真を見るアプリと、写真を安全に残す仕組みは別です。

端末の中で写真を見られても、故障や紛失に備えたバックアップがなければ、写真は端末と一緒に消える可能性があります。

クラウドサービスを継続する方法、暗号化対応のクラウドへ移す方法、パソコンや外部ストレージへ保存する方法があります。大切な写真ほど、保存場所と復旧方法を確認しましょう。

Proton Drive公式サイト


ブラウザは、最初から入っているもので始める

アンチスパイフォンにはブラウザが用意されているため、初日に別のブラウザを追加しなくてもWebサイトを利用できます。

まずブラウザで試し、使いにくいサービスだけアプリを追加する方法がおすすめです。アプリを入れなければ、アプリ固有の権限やバックグラウンド動作も増えません。

  • 毎日使うサービスはアプリにする
  • たまにしか使わないサービスはWeb版で済ませる


Spotify、動画、WhatsAppはどうする?

サービス 最初の選択 別の方法
Spotify 公式アプリを使う Webプレーヤーを試す
YouTubeなどの動画 ブラウザで視聴する 必要な機能がある場合だけ公式アプリを追加
WhatsApp 今までの相手との連絡用に継続 親しい相手からSignalなどへ移行
地図 使い慣れた地図を継続 Organic Mapsなどを試す

最初から代替品を探す必要はありません。今までのアプリを続けるか、Web版で足りるかを試してから判断しましょう。

Spotify Webプレーヤー YouTubeモバイルブラウザ版の案内


最初の一週間は、一つずつ確認する

時期 確認するもの
初日 連絡、パスワード管理、2段階認証
2〜3日目 地図、写真、バックアップ
4〜7日目 音楽、動画、買い物、仕事、銀行など
1週間後 使わなかったアプリや不要な通知を整理

アプリを追加するたびに、次の項目を確認します。

  • どこから入手したアプリか
  • ログインは本当に必要か
  • カメラ、マイク、位置情報、連絡先、写真への権限は必要か
  • 通知を受け取る必要があるか
  • 機種変更や故障時にデータを復旧できるか

権限は、意味が分からないまま全部許可しないことが大切です。一方、地図に位置情報を許可しないなど、必要な権限まで止めれば機能しません。必要になったときに許可し、使い終わったあとに見直しましょう。


初心者向け「最小セット」の例

  • 家族や仕事で必要な連絡アプリを1個
  • パスワード管理アプリを1個
  • 2段階認証アプリを1個
  • 必要なら地図アプリを1個
  • 必要なら写真やファイルのバックアップアプリを1個

ブラウザと写真を見る機能は、最初からあるものを使います。音楽や動画は、まずWeb版を試します。

これなら追加するアプリは3〜5個程度です。一週間使って不便を感じたものだけ追加すれば、必要な理由が分かるため、権限も判断しやすくなります。


まとめ

アンチスパイフォンへ移行した初日に、大量の代替アプリを探す必要はありません。

  • 今までのアプリを使う
  • プライバシー重視の代替へ少しずつ移る
  • 利用頻度が低いものはWeb版で済ませる

この3つを使い分ければ、生活を止めずに移行できます。アプリは、多いほど安心になる防犯グッズではありません。少ないほうが、設定や更新を把握しやすくなります。


初日は4〜7個を上限の目安にして、本当に必要なアプリから始めましょう。


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