道順は出るのにナビが始まらない?GMaps WVとOrganic Mapsの使い分け
アンチスパイフォンで目的地を調べたら、道順は表示された。ところが、移動中のナビを始められない。
そんなときは、Organic Mapsを使ってみましょう。この記事では、道順表示とナビの違い、二つの地図アプリの使い分け、ナビを始める手順を整理します。
なお、「GMaps MV」と呼ばれているアプリは、ここでは「GMaps WV」のこととして説明します。お手元のアプリ名も確認してみてください。
最初に結論
- お店や施設の情報、道順を調べるときはGMaps WV。
- 移動中のナビを使いたいときはOrganic Maps。
- Organic Mapsは必要な地域の地図を先に保存し、出発地点を「現在地」にしてナビを始めましょう。
「調べる」と「案内してもらう」を分けて考えると、地図アプリがぐっと使いやすくなります。
道順の表示と、ナビは別の機能です
GMaps WVは、GoogleマップのWeb版を専用の画面で利用するアプリです。Google公式のマップアプリとは異なります。
開発元の説明でも、道順の一覧は表示できるものの、移動中のナビゲーションには対応していないとされています。そのため、道順が出るのにナビを始められなくても、端末の故障とは限りません。
[参考:GMaps WV開発元の機能説明]
道順の表示は「ここで右、次で左」と書かれた案内メモ。ナビは、現在地に合わせて案内してくれる道案内係です。
メモに向かって「次はどっち?」と話しかけても、なかなか返事はしてくれません。
二つの地図アプリは、何が違う?
| 比べること | GMaps WV | Organic Maps |
|---|---|---|
| 地図の情報源 | GoogleマップのWeb版 | OpenStreetMapという共同編集の地図 |
| 得意な使い方 | お店や施設の情報、道順の確認 | 徒歩・自転車・車でのナビ |
| 移動中のナビ | 非対応 | 対応 |
| 音声での道案内 | 非対応 | 対応。ただし読み上げ機能の設定が必要な場合あり |
| ネットのない場所 | 基本的に通信が必要 | 地図を事前保存すれば、検索やナビが可能 |
| お店の情報 | Google側の掲載情報を確認できる | 掲載内容や詳しさは地域によって異なる |
Organic Mapsは、無料で使える地図・ナビアプリです。事前に必要な地域の地図をダウンロードしておけば、通信がない場所でも地図の表示や経路検索、ナビができます。
[参考:Organic Maps公式の機能紹介]
ただし、二つのアプリは地図の情報源が違います。同じ目的地でも、検索結果や案内する道が一致するとは限りません。
おすすめは「調べてから、案内してもらう」
例えば、初めて行くカフェを探す場面です。
まずGMaps WVで、お店の場所や掲載されている営業時間を確認します。行き先が決まったら、Organic Mapsでその場所を探し、ナビを開始します。
Organic Mapsで店名が見つからない場合は、住所で検索するか、地図上で場所を選んでください。同名のお店や別の支店と間違えないよう、周辺の道路や建物も確認しましょう。
営業時間が気になる場合は、お店の公式サイトも確認すると安心です。無事に到着しても「本日定休日」では、ナビより先に心が迷子になります。
Organic Mapsでナビを始める手順
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必要な地域の地図をダウンロードする。
自宅などのWi-Fiが使える場所で済ませておくと便利です。遠出する場合は、目的地だけでなく途中で通る地域の地図も用意します。
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位置情報をオンにする。
アンチスパイフォンの位置情報を有効にし、Organic Mapsに位置情報の利用を許可します。現在地が表示されないときは、空の見える屋外で少し待ってみてください。
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目的地を選ぶ。
店名や住所で検索するか、地図上の行きたい場所をタップします。「ここへ」「Route to」など、目的地に設定するボタンを選びます。
-
移動手段を選び、「開始」を押す。
徒歩・自転車・車から、実際の移動手段を選びます。ナビを始めるときは、出発地点を「現在地」にしてください。
別の場所を出発地点にした経路は、下調べ用の表示になります。Organic Mapsでも、道順が出たのに開始できない場合は、まず出発地点を確認しましょう。ボタン名や配置は、アプリのバージョンによって異なります。
うまく動かないときの確認表
| 困ったこと | 最初に確認すること |
|---|---|
| 現在地が出ない | 端末の位置情報と、アプリへの位置情報の許可 |
| 道順は出るが開始できない | 出発地点が現在地になっているか |
| 地図や経路が表示されない | 必要な地域の地図を保存しているか |
| 店名で検索しても見つからない | 住所や地図上の位置から探す |
| ナビは動くのに声が出ない | 音声案内の設定、音量、日本語対応の読み上げ機能 |
Organic Mapsの音声案内は、端末の「テキスト読み上げ」という仕組みを使います。アンチスパイフォンの設定によっては、日本語対応の読み上げ機能や音声データを追加する必要があります。
プライバシーの面でも、役割が違います
GMaps WVには一部の追跡を抑える工夫がありますが、Googleのサービスには接続します。Googleとの通信がなくなるアプリではありません。
Organic Mapsは、保存済みの地図を使って、基本的な検索やナビを端末内で処理できます。移動のたびにオンラインの地図サービスへ問い合わせずに使える点が特長です。
なお、GMaps WVの元の開発リポジトリは、2024年12月にアーカイブされています。利用中の版の提供元や更新状況を確認し、表示がおかしい場合は使い続けることにこだわらず、別の方法も検討してください。
[参考:GMaps WV開発元の公開状況]
まとめ
GMaps WVはお店や施設の情報、道順の確認に、Organic Mapsは移動中のナビに使い分けられます。Organic Mapsを使う前に、必要な地域の地図、位置情報の許可、出発地点が現在地になっているかを確認しましょう。
まずは近所の目的地で、Organic Mapsの地図保存とナビ開始を試してみましょう。初めての操作を、知らない土地の交差点で始めずに済みます。設定や操作は安全な場所に立ち止まって行ってください。
お店を調べるときはGMaps WV、案内してもらうときはOrganic Maps。
参考資料
地図アプリの設定に迷ったら、公式LINEへ
アンチスパイフォンをご購入済みで設定に迷った場合は、アプリ名と困っている画面の状況をお知らせください。例えば「Organic Mapsで道順は出ますが、開始できません」と添えていただくと、状況が伝わりやすくなります。
購入前に、普段の地図の使い方について確認しておきたいことがある方も、アンチスパイフォン公式LINEからご相談ください。


