AntiSpyPhoneでのバックアップとリストア入門ガイド

AntiSpyPhoneでのバックアップとリストア入門ガイド

ユーザーからの問い合わせで

「AntiSpyPhoneを新機種に乗り換えるのでバックアップとリストア方法を教えてほしい」

と問い合わせがありました。

そういえばバックアップ方法などお伝えしていなかったので初心者でもできる安心の手順をお知らせさせていただきます。

まず前置きを

 

なぜバックアップが大事なのか?

スマホは毎日使う大切な道具ですが、故障してしまったり、落として壊してしまったり、あるいは間違って初期化してしまったりと、思わぬトラブルは誰にでも起こります。

そのような時にバックアップがあるかどうかで、その後の安心感が大きく変わります。

もしバックアップがなければ、写真や連絡先、メッセージ、アプリの設定がすべて消えてしまいます。

しかし、きちんと準備していれば、AntiSpyPhoneの場合すぐに元の環境を取り戻すことができます。


バックアップに必要なもの

まず用意するのはUSBメモリです。

できれば高速タイプのものを選ぶと安心です。ここにバックアップデータを保存します。

次に必要なのは12個の英単語、いわゆるバックアップフレーズを書きとめた紙です。

これは復元の際に必ず使います。

⚠️ 注意点として、バックアップフレーズは絶対にスマホの中や写真で残してはいけません。必ず紙に書いて、安全な場所に保管してください。


プロファイルごとにバックアップが必要

AntiSpyPhoneはプロファイル、つまりユーザーごとにデータが完全に分かれています。

最初に作られるオーナープロファイルのほかに、仕事用や趣味用など追加で作ったプロファイルがある場合は、それぞれ別々にバックアップを行う必要があります。

一度の操作で全部まとめて保存することはできません。

そのため、利用しているプロファイルごとにUSBメモリを差し替えて、順番にバックアップを実行してください。


バックアップの手順

まずUSBメモリをスマホに挿します。USB-C対応のメモリを使うか、変換アダプタを利用します。

次に設定アプリを開き、システムの中にあるバックアップを選びます。

そこで「新しいバックアップコードを作成」を押すと、12個の単語(バックアップフレーズ)が表示されます。これを必ず紙に書いて保管してください。

続いて保存先としてUSBメモリを指定し、バックアップを開始します。

処理には少し時間がかかるため、画面を消さずに待ちます。完了したらUSBメモリの中にバックアップデータが保存されています。


リストア(復元)の手順

新しいスマホを使うときや、初期化後に復元する場合は、スマホの初期設定の途中で「バックアップから復元」を選びます。

USBメモリを挿し、保存しておいた12単語のフレーズを入力すると、データが読み込まれてアプリや設定が戻ります。

すでに使っているスマホに復元する場合は、設定からシステムを開き、バックアップの中にある復元を選ぶことで可能です。ただし、初期化直後に復元するほうが失敗が少なく確実です。

⚠️ 注意点として、復元もプロファイルごとに行わなければなりません。複数のプロファイルを使っている場合は、それぞれ同じ手順で復元してください。


セキュリティ上の大切な注意点

USBメモリとバックアップフレーズを同じ場所に保管してはいけません。

両方が他人の手に渡ると、スマホ環境を丸ごと乗っ取られる危険があります。

ただしバックアップは暗号化されています。

そのためフレーズがなければ復元できません。

USBだけを盗まれても中身を見られることはありませんが、逆にフレーズをなくすと自分でも復元できなくなります。

保管の例として、USBは自宅の引き出しに、フレーズは別の金庫や書類保管庫にしまうなど、必ず離れた場所に保管することをおすすめします。


日常での運用ポイント

バックアップは週に一度や大きな変更を行う前に取っておくと安心です。

写真や動画は別にUSBへコピーして二重に残しておくとさらに安全です。

一部のアプリは復元しても再設定が必要になる場合があることも覚えておくと良いでしょう。


まとめ

AntiSpyPhoneのバックアップはUSBメモリと12単語のバックアップフレーズの組み合わせで成り立っています。

プロファイルごとに必ず別々にバックアップを取ることが必要です。

復元はスマホの初期設定中にUSBを挿してフレーズを入力する方法が最も確実です。

またUSBとフレーズは別の場所で保管し、紛失や盗難から守ることが大切です。


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