
eSIMと物理SIM、どっちが“身バレ”に強い? プライバシー重視派のためのSIM戦略ガイド
スマホを使ううえで避けて通れない「SIM」
最近では「eSIMって便利だよね」「物理SIMはもう古いでしょ?」という声もよく聞きます。
たしかに、eSIMは物理カードの抜き差しが不要で、オンラインですぐ開通。
ですが、プライバシーの観点で本当に信頼できるか?というと話は別です。
AntiSpyPhoneのように「誰にも知られずに使いたい」「身元が特定されないスマホを持ちたい」というプライバシー重視のガチ勢にとって
どっちのSIMが安心か?という選択は、まさに生存戦略の分かれ道です。
そこで今回は、eSIMと物理SIMのセキュリティ&匿名性を比較表付きで徹底解説します。
eSIM vs 物理SIM 比較表
項目 | eSIM | 物理SIM |
---|---|---|
匿名で取得できるか | ❌ 国内では本人確認がほぼ必須 | ◯ 一部海外プリペイドなら可能 |
IMEIと紐づけされやすいか | ◯ 書き込み時に端末情報が送信される場合あり | △ 通信時に送信されるが交換で対処可能 |
通信履歴の残りやすさ | ◯ プロファイル管理ログが残ることも | △ 挿し替え・破棄で回避可能 |
SIM交換の自由度 | ❌ キャリア手続きが必要 | ◯ 抜いて差すだけ |
海外SIMとの相性 | △ 対応国・キャリアが限られる | ◯ 世界中のSIMを差して即使える |
盗難・紛失リスク | ◯ 本体から分離できないので盗難リスクは低い | △ 抜き取られる可能性あり |
ガチ勢向きか? | △ 管理されやすく改造も難しい | ◎ 自分で全部コントロールできる |
eSIMの便利さは“両刃の剣”
eSIMの魅力は何といっても、物理SIMがいらない点です。申し込みから開通までがオンラインで完結し、トレイを開ける必要もなし。「端末落としてもSIMは無事」なんて言われることもあります。
しかし、便利さの裏には“トレースされやすさ”が潜んでいます。
多くのキャリアは、eSIM発行時に「そのeSIMはどの端末に入ったか(=IMEI)」を記録します。つまり、eSIMを使うだけで、あなたのスマホがどこの誰かにバレやすくなる可能性があるのです。さらに、eSIMプロファイルの操作履歴(どこで、いつ、どのIPで発行されたか)もキャリア側に残ります。
物理SIMの“古さ”は武器になる
一方、物理SIM。見た目は古臭いプラスチックのカードですが、これが意外に手強い。というのも、通信キャリアからすれば「誰がいつ抜いたか」は完全には追えないからです。
例えば、プリペイド式の身分証不要SIMを海外で購入し、端末に挿して短期間使い、すぐ破棄する。これができるのは物理SIMだけです。抜き差し可能=通信履歴を“手動で切断できる”という最大の武器でもあります。
また、IMEIとの紐づけも一時的なものにできます。たとえIMEIが送信されたとしても、次に別のSIMを挿せば関係性は切れます。eSIMのように「その端末にプロファイルが残り続ける」ことはありません。
じゃあ結局、どっちがいいの?
eSIMは利便性を優先する人向けです。
旅行中に現地のeSIMをその場で発行、リモートでキャリア変更、たしかに便利です。
でも、「なるべく匿名で通信したい」「国に管理されたくない」「誰にも知られずに行動したい」
そんなあなたには物理SIM一択です。自分でコントロールできる余地が圧倒的に多いからです。
AntiSpyPhone的おすすめ
AntiSpyPhoneでは、通信ログ遮断など物理SIMと組み合わせることで真価を発揮する機能を搭載しています。
本気で“身バレしないスマホ”を目指すなら、SIMも自己責任で使い分けるべきです。
通信の自由は「抜き差しの自由」に宿る
便利さよりも“誰にも知られずに使える強さ”を選びたい方は、ぜひ物理SIM+AntiSpyPhoneでの運用をご検討ください。