
脱Google主義? AntiSpyPhoneにGoogle Playを入れるメリット・デメリット
「Google断ちして生きていくんだ」と決意したのに、Google Playを入れてしまった──そんな人、まわりにもいませんか?
今回は、AntiSpyPhoneユーザーの中でも“禁を破った者たち”がたどり着く場所、「AntiSpyPhoneへのGoogle Play導入」についてお話しします。
一見すると矛盾だらけのこの選択。実はちゃんと理屈があるんです。
Google Playを入れると何が変わる?
AntiSpyPhoneはGoogleなしでも使えるスマホ。
でも「通知が届かない」「銀行アプリが動かない」「LINE通知が気まぐれ」など、
文明の利器に依存する人ほど、ちょっと不便を感じるのも事実。
そこで登場するのが、AntiSpyPhoneならではの「サンドボックス型Google Play」です。
・ Googleアカウントがなくても使える
・ OSの中枢にはアクセスできない
・ 通知(FCM)やGoogle依存アプリが動く
つまり使いたいときだけ使うGoogleが実現するわけです。
でも入れるとバレるんじゃ?
これ、よく聞かれます。でもAntiSpyPhone のGoogle Playは、他のAndroidとは一線を画しています。
・アプリがGoogleの存在を検知しても、アクセス権は個別に管理可能
・Google Services Framework(GSF)をインストールしなければ、Googleアカウントの同期は動作しない
・パーミッションマネージャーで通信やセンサーの制限が可能
つまり、「通知は欲しい。でも追跡はイヤ」なワガママ仕様が成立します。
導入方法:やることは3つだけ
※ここではGoogle Playを「プロファイル1(所有者)またはプロファイル2(使用者)」に入れる方法を紹介します。
【ステップ1】App Storeアプリを起動
AntiSpyPhoneに最初から入っている「App Store」アプリを開きます
【ステップ2】以下の2つを順にインストール
Google Play Services
Google Play Store
【ステップ3】必要に応じてアカウントを追加
Google Play Storeを開くと、Googleアカウントの追加画面が出ます
アカウントを使いたくなければスキップでOK
この時点で、LINEやAmazon、銀行アプリなどが正常動作し、通知もリアルタイムに届くようになります。
もちろんプロファイル1ではGooglePlayを利用せず、プロファイル2のみ利用などの使い分けも可能です。
導入することで得られるもの/失うもの
メリット | デメリット |
---|---|
通知が即届く | Googleとの通信が発生 |
GMS(Googleログイン)依存アプリがログインせずに使える | バッテリー消費や通信量が増加 |
アプリの安定動作 | 匿名性がやや低下 |
プロファイルで分離可能 | 自制心が試される |
つまり、「便利さと引き換えに、少しだけ魂をGoogleに貸す」というバランス感覚が求められるのです。
まとめ:Googleとつきあう覚悟ができたら
AntiSpyPhoneは、徹底的にGoogleを拒絶する使い方も、必要最低限だけ折り合いをつける使い方も可能です。
重要なのは「自分でコントロールできるかどうか」。
普通のAndroidのように最初からGoogleに全部おまかせではない。
それが、AntiSpyPhoneがAntiSpyPhoneである理由です。
「自分で選ぶ自由」を持つスマホ。
あなたはGoogleと“完全に別れる”道を選びますか?
それとも“ビジネスライクなお付き合い”にしますか?
その選択ができるだけで、すでに普通のスマホとは違うのです。