メタは携帯電話のカメラロールを密かにスキャンしている可能性があります

メタは携帯電話のカメラロールを密かにスキャンしている可能性があります

Metaがカメラロールを密かにチェック? その実態と回避のヒント

SNSに写真を投稿しようとアプリを開いたとき、「あれ、このアプリ、自分のカメラロールをもう知っている?」と不思議に思った経験はありませんか。

ZDNet2025年8月22日報道によれば、Meta(FacebookやInstagramを運営する企業)が、ユーザーのカメラロールを裏でスキャンしている可能性が指摘されています。

どうやって“のぞき見”しているのか

Metaのアプリは、ユーザーがまだアップロードしていない写真や動画をアプリ内で先読みして表示できることがあります。

便利に見えますが、その裏側では「あなたの端末内カメラロールへのアクセス」が行われているかもしれないのです。

つまり、投稿前の写真たとえばプライベートな旅行写真や、誰にも見せるつもりのないスクリーンショットまで、Metaに知られている可能性があるのです。

なぜ問題なのか

一見「便利な機能」と思えるかもしれませんが、プライバシーの観点では大きな懸念です。

投稿するつもりのない写真まで解析対象になる

どんな写真を撮っているかという“生活パターン”が筒抜けになる

AIによる広告ターゲティングやユーザープロファイリングに悪用される可能性

SNSを使っているだけで、自分の端末の奥深くまで覗かれているとしたら、笑い話では済みません。


確認と対策(一般ユーザー向け)

ZDNetによると、Metaアプリの設定から「写真や動画へのアクセス権限」を確認・制御することが可能です。

iOSの場合:設定 → プライバシー → 写真 からアクセスを制限

Androidの場合:設定 → アプリ → Instagram/Facebook → 権限 で写真アクセスを「許可しない」に変更

とはいえ、アプリ側の設計によっては、ユーザーが気づかない形で権限を利用する可能性も否定できません。


AntiSpyPhoneならどう回避できる?

AntiSpyPhoneは、アプリごとに細かく権限を管理できる仕組みを備えています。

たとえば「Instagramにはカメラは許可するけど、カメラロール(ストレージ)へのアクセスは許可しない」といった設定が可能です。

これにより、ユーザーが明示的にアップロードした写真以外はアプリが触れない状態にできます。

さらに、不要なバックグラウンド通信を遮断する機能もあるため、仮にアプリが裏でこっそりデータを送信しようとしてもブロックできます。

「自分が許可した操作以外は全部アウト」という、シンプルかつ強力なルールでプライバシーを守れるのです。


まとめ

Metaがカメラロールを密かにチェックしているという報道は、ユーザーにとって強烈な警鐘です。

「便利な先読み機能」の裏に、プライバシー侵害のリスクが潜んでいる。

対策としては、アプリ権限を見直すこと、そして可能なら権限を強力に制御できる環境を整えることが必要です。

あなたのスマホの中には、日常の断片や大切な思い出が詰まった写真がたくさん眠っています。

それを“勝手に覗き見”されないようにするために、今一度、権限の設定を確認してみてはいかがでしょうか。


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