
充電ケーブルでスマホが乗っ取られるO.MG Cableにご用心
スマホの充電、どこでしてますか?
カフェ、オフィス、ホテル、イベント会場…便利な場所でサッと充電できる時代になりました。
でも、そこに落とし穴があることをご存じでしょうか?
その名も「O MG Cable(オーエムジー・ケーブル)」。
見た目は普通のUSBケーブル。
でも、中に小型のコンピューターやWiFiモジュールが仕込まれていて、スマホやPCに攻撃を仕掛けるという恐ろしいアイテムです。
例えば、充電しようとケーブルを挿した瞬間に
・勝手に文字を入力される(遠隔でキーボードとして動く)
・キーロギング(入力された文字を記憶 IDやPASSが筒抜けに)
・保存されているファイルを外部に送信される
・カメラやマイクを乗っ取られる
・ジオフェンシング(位置情報を把握してある一定の場所にいるか把握)
という「なんで!?」な現象が起きてしまうことも。
O MG Cableの公式サイトはこちらです(セキュリティ研究用に販売されている正規品です)↓
https://shop.hak5.org
※ 販売元のHak5は合法的なセキュリティテスト機器を扱うアメリカの団体です。
「じゃあどうすれば?」→答え:AntiSpyPhoneです
AntiSpyPhoneは、こういったUSB攻撃にとても強い仕様になっています。
【安心ポイント1】USB接続は「許可しない」が初期設定
スマホにUSBを挿しても、勝手にデータ転送は始まりません。「この接続を信頼しますか?」と毎回確認してくれます。
【安心ポイント2】充電だけのUSBケーブルを推奨または充電はQi充電で
データ通信なしの「充電専用USBケーブル」なら、物理的に情報は抜かれません。
AntiSpyPhoneとセットで使えば鉄壁です。
Pixel7シリーズ以降であれば充電はQi充電(ケーブルレス背面充電)が可能ですので物理的にUSB-Cポートを塞いでしまっても充電できます。
【安心ポイント3】USB機器の自動実行をブロック
O.MGケーブルのような「キーボード型デバイス」が自動で動作するのを防ぎます。知らないケーブルを刺しても即ストップ。
見た目が普通でも、もう信用しちゃダメ。
ケーブルを貸してもらった。
コンビニで安く売ってた。
イベントで配ってた。
それ、見た目が普通でも中身は「トロイの木馬」かもしれません。
O.MG Cableは、悪用されれば「USB一本であなたのスマホがスパイ装置にされる」道具です。
でも、AntiSpyPhoneのようにUSBのすべてを制御できるスマホを使えば、こんな脅威も怖くありません。
知らないケーブルは「刺さない勇気」。
それでも刺すなら、AntiSpyPhoneの賢さで守りを固めるのが安心です。