VanadiumとBrave、どちらを使えばよい?アンチスパイフォンのブラウザー選び
アンチスパイフォンでWebサイトを見るとき、VanadiumとBraveのどちらを使えばよいか、迷うことはありませんか。
この記事では、安全対策、広告・追跡対策、使い分け、最初に確認したい設定を初心者向けに整理します。
最初に結論
- まずはVanadiumを使い、不便がなければ一つのままで構いません。
- 広告の表示や使い勝手が気になる場合は、Braveの追加を検討しましょう。
- Vanadiumにも広告・追跡対策があります。
- どちらを使う場合も、更新と権限の確認が大切です。
Vanadiumは、スマホの基本システムと組み合わせた安全対策が特長です。Braveは、広告や追跡を抑える「Shields」と、その調整のしやすさが特長です。
ただし、「安全対策はVanadium、広告対策はBraveだけ」という単純な分け方ではありません。
| 用途 | 選び方の例 |
|---|---|
| まずは一つで使いたい | Vanadiumから始める |
| 銀行や仕事の管理画面を開く | Vanadiumを使い、公式URLをブックマークする |
| ニュースや調べ物を快適に読みたい | Vanadiumで試し、好みに合わせてBraveも検討する |
| サイトごとに広告・追跡対策を調整したい | BraveのShieldsを活用する |
これは使い分けの提案で、Braveでは銀行を利用できないという意味ではありません。各銀行の推奨環境や動作も確認してください。
ブラウザー選びは、最強の一本を決める大会ではありません。毎日の使いやすさと、更新を続けられることが大切です。
難しい言葉は、この三つだけ
| 言葉 | 一行で説明すると |
|---|---|
| 堅牢化 | 不具合を攻撃に悪用されにくくするための補強 |
| WebView | アプリの中でWebページを表示するための部品 |
| トラッカー | 閲覧や操作の情報を集め、行動の分析などに使う仕組み |
Vanadiumは、画面に見えるブラウザーだけでなく、WebViewも提供しています。対応するアプリの内部でも、その安全対策の一部が使われます。
BraveのShieldsは、広告やトラッカーなどをブロックする機能です。サイトごとに設定を変えられるので、表示に問題が出たときも調整できます。
[参考:Brave公式:Shieldsの説明]
一般的なAndroidと、何が違う?
一般的なAndroidでも、Braveを入れて広告・追跡対策を利用できます。Brave自体が、アンチスパイフォン専用というわけではありません。
アンチスパイフォンの基盤となるグラフェンOSでは、Vanadiumが標準ブラウザーとWebViewを担います。ブラウザーだけでなく、基本システム側の保護と組み合わせて設計されている点が特長です。
Braveを普段使いにしても、システムのWebViewまでBraveに置き換わるわけではありません。
また、独自の表示機能を持つアプリもあるため、すべてのアプリ内画面にVanadiumの保護が適用されるわけではありません。広告・追跡対策など、Vanadiumのブラウザーで使える機能が、そのままWebViewでもすべて使えるとは限らない点にも注意してください。
アンチスパイフォンで確認したい設定
最初から細かい設定を全部変更する必要はありません。まずは、次の項目を確認しましょう。
| 確認項目 | 初心者向けの目安 |
|---|---|
| 更新 | OS、Vanadium関連アプリ、Braveをそれぞれ最新にする |
| サイトの通知 | 本当に必要なサイトだけ許可する |
| 位置情報・カメラ・マイク | 使う目的があるときだけ許可する |
| 広告・追跡対策 | 基本設定から始め、問題が出たサイトだけ調整する |
| 銀行や管理画面 | 正しいURLを確認し、ブックマークから開く |
画面で探す場所の例
以下は実機のスクリーンショットではなく、操作場所の目安です。
| やりたいこと | 探す場所の例 |
|---|---|
| OSの更新確認 | 端末の「設定」→「システム」→「システムアップデート」 |
| Vanadium関連の更新確認 | 標準のアプリストアで、Vanadium関連の更新を確認 |
| Braveの更新確認 | Braveをインストールしたストアの更新画面 |
| Braveのサイト別保護を確認 | サイトを開く→アドレスバー付近のライオンのアイコン |
| Braveのサイト権限を確認 | メニュー→「設定」→「サイトの設定」 |
Braveでページがうまく表示されない場合は、そのサイトのShields設定を確認します。一つのサイトのために、すべてのサイトの保護をまとめて解除する必要はありません。
ライオンのアイコンは、飾りではなく働くライオンです。ただし、何でも止めればよいわけではなく、ログインや決済の動作に影響する場合もあります。
実機での日本語表記と、個別の銀行・管理画面の動作は未確認です。表示名や利用可否は、お手元の端末で確認してください。
よくある誤解
「Vanadiumには広告ブロックがない?」
現在のVanadiumには、広告や追跡に使われる通信を抑える機能があります。ただし、Braveと同じ表示結果になるとは限りません。広告の残り方や、ページの見た目にも違いが出ます。
「二つ入れれば、安全性も二倍?」
ブラウザーを分けると、通常はCookieやログイン状態を別々に管理できます。ただし、同じアカウントにログインすれば、サービス側には同じ利用者だと分かります。
初期設定のVPNが接続中でも、この点は変わりません。VPNは接続元のIPアドレスをサービス側から見えにくくしますが、ログイン情報まで隠す機能ではありません。
「安全なブラウザーなら、更新は後回しでも大丈夫?」
更新を止めると、見つかった弱点が修正されずに残ります。せっかくの安全対策を生かすためにも、更新の放置は避けたいところです。
ブラウザーを増やすほど、更新を確認する対象も増えます。使わないブラウザーまで集める必要はありません。スマホの中で、ブラウザーの同窓会を開かなくても大丈夫です。
今日できる三つの行動
-
OSとブラウザーの更新を確認する。
Vanadiumだけで使う人も、Braveを併用する人も、まずはここからです。
-
不要な通知と権限を見直す。
読むだけのサイトに、マイクや現在地を渡す必要があるか考えてみましょう。
-
使い分けを一つだけ決める。
例えば「銀行と仕事はVanadium、日常の調べ物はBrave」です。Vanadiumで不便がなければ、一つのままでも構いません。
端末やアプリのバージョンによって、設定項目や画面表示は異なる場合があります。
ブラウザーの削除、データ消去、乗り換えなど重要な変更の前には、必要なブックマークやログイン情報をバックアップし、復元できることを確認してください。OSのバックアップだけで、ブラウザー内のすべてのデータが戻るとは限りません。
まとめ
VanadiumとBraveは、それぞれ安全対策や広告・追跡対策の設計、使い勝手に違いがあります。まずはVanadiumを使い、必要に応じてBraveを追加する方法なら、無理なく選べます。
どちらを選んでも、更新、サイトの権限、正しいURLの確認は欠かせません。ブラウザーの数より、自分が管理しやすいことを大切にしましょう。
迷ったらVanadiumから始め、必要を感じたらBraveを追加しましょう。
参考資料
自分に合った使い方を相談する
アンチスパイショップでは、設定済みの端末に加え、対応するお手持ちのPixelへのインストールプランもご用意しています。機種や端末の状態によって対応条件が異なるため、商品ページをご確認ください。
「普段はこの銀行や仕事のサイトを使っています」など、利用したいサイトや用途を添えていただくと、使い方を検討しやすくなります。購入前に確認しておきたいことがありましたら、購入後のサポート窓口でもあるアンチスパイフォン公式LINEからもご相談いただけます。


