
Vanadiumブラウザ × WebRTCによるAntiSpyPhoneの圧倒的な優位性について
前回 VanadiumブラウザとChromeの違いについて お話しましたが、
文中の表にあるWebRTCについて質問がありましたので詳しく説明いたします。
そもそもWebRTCとはウェブブラウザ間でリアルタイムに音声、ビデオ、データを直接やり取りするための技術でネット会議やゲームなどにもよく利用されている技術です。
WebRTCは、リアルタイム通信を可能にする便利な技術ですが、VPNを使っていても「リアルIPが漏れる」致命的なリスクがあります。
つまり、あなたが「どこにいるか」「どんなネットを使っているか」がバレてしまうのです。
他のブラウザはどうなのか?
ブラウザ | WebRTCによるIP漏れ対策 | VPN使用時の安全性 | WebRTC制御の自由度 |
Chrome / Edge | ❌ デフォルトでIP漏れあり | ⚠️ VPN貫通の恐れ | ❌ UIで制御不可(拡張機能が必要) |
Firefox | 🔧 一部制御可(設定が複雑) | △ 中級者向け | △ about\:config編集が必要 |
Brave | ✅ 一部保護あり | △ 漏れる場合あり | 🔧 ある程度可 |
Vanadium(AntiSpyPhone) | ✅✅ 完全に漏れをブロック | ✅ VPNと併用で鉄壁 | ✅ OSレベルで制御済み |
Vanadiumの圧倒的優位性とは?
OSレベルでWebRTCを厳格に制御しています。
Vanadiumは、GrapheneOS上で動作しており、WebRTC機能そのものがデフォルトで制限・管理されています。
通常のブラウザでは「拡張機能」や「設定変更」が必要な対策が、Vanadiumでは初期状態で完全に実装されています。
VPNとの連携で二重の盾
Vanadiumは、VPNを貫通するWebRTC漏れを完全に遮断。
これにより、たとえVPNを使用中でもIPアドレス漏洩のリスクをゼロに近づけます。
トラッキング防止 × 通信最小化
VanadiumはGoogle製のChromiumベースでありながら、全てのGoogle系トラッキングコードを排除済み。
さらに、WebRTCを通じたステルス通信(裏での通信)も許可されません。
専門家レベルのセキュリティを、一般ユーザーにも
VanadiumのWebRTC対策は、政府関係者・ジャーナリスト・企業スパイ防止に必要な軍用レベルの安全性を提供します。
しかしそれを、AntiSpyPhoneでは“スマホ標準装備”として提供しているのが強みです。
結論
Vanadiumブラウザ × AntiSpyPhoneは、WebRTCに関して「一切の漏れを許さない唯一の選択肢」です。
他のブラウザが「対策できるかもしれないレベル」なのに対し、
Vanadiumは「最初から漏れない設計」であり、比較すること自体がナンセンスなレベルで強固です。