【玄人向け】テンペスト攻撃やIMSIキャッチャーは防げる?専門的なご質問に本気で答えます!

【玄人向け】テンペスト攻撃やIMSIキャッチャーは防げる?専門的なご質問に本気で答えます!

いつも当ブログをお読みいただきありがとうございます。
先日、非常に鋭い視点を持った相談者様から、このようなご質問をいただきました。

ご質問内容:
アンチスパイフォンのセキュリティは「世界最高峰」とのことですが、
テンペスト攻撃(電磁波盗聴)
サイドチャネル攻撃
IMSIキャッチャー(偽基地局)といった高度な攻撃も、これ一台で完全に防げるでしょうか?

正直に申し上げまして、この質問をされる方は相当な知識をお持ちの「プロ」ですね。 表面的なセキュリティソフトの話ではなく、ハードウェアや電波の特性を突いた攻撃に言及されているからです。

結論から申し上げます。

「AntiSpyPhoneであっても、これらの攻撃を100%完璧に遮断するのは、現実的には極めて困難です」

 

なぜ、世界最高峰のセキュリティスマホでも難しいのか?

その理由を、あえて「弱点」も含めて正直にお話しします。

 




1. テンペスト攻撃(電磁波を読み取る攻撃)

デバイスが動いている限り、微弱な電磁波は必ず漏れています。これを遠隔から拾って画面を盗み見るのがテンペスト攻撃です。

現実的な限界:
スマホは「通信」をするデバイスである以上、電磁波を外に出さないわけにはいきません。これを完全に防ぐには、スマホを分厚い鉄製の箱(ファラデーケージ)に入れるか、地下深くのシールドルームにこもるしかありません。

AntiSpyPhoneの立ち位置:
通信機能を維持したまま、物理的な電磁波の漏洩そのものをゼロにすることは不可能です。


2. サイドチャネル攻撃(電力や振動から鍵を盗む)

暗号を計算する際の「一瞬の電力消費の差」や「処理時間」を計測して、パスワードを割り出す手法です。

現実的な限界:
これは「計算」という物理現象に伴うわずかな隙を突くものです。

AntiSpyPhoneの立ち位置:
研究機関や国家レベルの機材を用いて、物理的にチップに触れられる距離で解析されれば、絶対に安全とは言い切れません。
ベースとなっている端末(Pixelシリーズ)に搭載された「Titan M2」などのセキュアチップも、電力解析などの物理的サイドチャネル攻撃への耐性を持っています。
100%
完璧とは言えませんが、市販のスマホの中では最高峰の耐性です。

 

3. IMSIキャッチャー(偽の基地局)

街中に仕掛けられた偽物の基地局が、あなたのスマホを騙して接続させる攻撃です。

現実的な限界:
スマホが「電波を探してつながる」という仕組みそのものを悪用されるため、街中で電波を掴んでいる以上、ターゲットにされるリスクは常に残ります。

AntiSpyPhoneの立ち位置:
怪しい基地局への接続を制限する機能はありますが、攻撃側が「本物と見分けがつかないほど巧妙な電波」を出してきた場合、完全に無視するのは至難の業です。
ただし、4G/5Gの仕様上、接続の瞬間に一部の識別子が送信されることは避けられません。
IMSIキャッチャーによる「
存在の検知」そのものを完全にゼロにするのは、現代の携帯電話網を使う以上、困難です。


 



 

結論:相談者様への回答

今回のご相談に対する私たちの誠実な答えは、こうです。

AntiSpyPhoneは、一般的なスマホに比べれば防御力は桁違いです。しかし、物理現象を突く攻撃に対しては、この一台だけで『無敵』になるわけではありません

本当にこれらの攻撃を100%防ぎたいのであれば、「スマホの電源を切り、電波を遮断する鉄製のポーチや箱に入れて、物理的に隔離する」という運用が不可欠です。

 

AntiSpyPhoneは、その「究極の対策」ができない日常的なシーンにおいて、「可能な限り生存確率を上げるための盾」だとお考えください。

これほどレベルの高い懸念をお持ちの方であれば、デバイスの性能だけでなく、「運用(使い方)」の重要性もご理解いただけるはずです。

またいつでも、鋭いご質問をお待ちしております。

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